「ダウンタウンの松本兄さん」と飲んで感動した話
From:中村洸一
(@南国で開いているノートパソコンより・・・)
バッタンッ!!!
タクシーの重いドアを締めると、
私は運転手にホテルまでの行き先を伝えた。
ここは南国の石垣島。
時刻は昼過ぎの15時、
コーラを全部一気飲みできそうなくらい、
喉がカラカラ状態で緊張している。
そんな状況の中、
私は夜に開かれる“謎の密会”に向けて、
ホテルに向かう道中も、
足がガクガクと震えていた。
というのも、、、
夜20時からは、
IT有名起業家がお忍びで石垣島に集まる、
極秘のパーティーが予定されていた。
そのメインの主役は、
なんとダウンタウンの松ちゃんの実兄である、
あの松本隆博さん。。。
私が知っている事前情報はそれだけで、
松本隆博さん以外のメンバーは、
誰が来るのか全く分からない。
そんな中、
ビジネスでお世話になっている、
大先輩からお誘いを受けた私は、
たった一人で石垣島に乗り込んでしまった。
パーティーが開かれる20時が近づくにつれ、
緊張とドキドキがどんどん増していき、、、
ホテルの部屋のTVをボーッと眺めながらも、
左手に持っていたファミマのカフェラテが、
ブルブルとこぼれそうに震えていた。
そして、
あっという間に時刻は19時半を迎え、
パーティーが開かれるレストラン会場に向けて、
私はタクシーに乗り込んだ。
そのタクシーの道中、
今回のパーティーに私を誘って頂いた大先輩から、
1通のメールが届いた。
「30分遅れる!先に入っといて!」
そのメールを見た私は、
タクシーの車内で一人驚愕する。
えっ!30分も一人!??
お兄さん、マジですか~(泣)
そのメールを見て、
唯一、話せる味方を失った私は、
誰も知らないパーティー会場へ、
たった一人で乗り込む事になった。
ここはとにかく、
何か爪痕を残すようにと、
私は頭でいろんな作戦を考えていた。
まるで無名の若手芸人が、
全国ネットひな壇に初出演するかのように、
タクシーの中でデモンストレーションを行い、
変な気合いが入りまくっていた。
そして、タクシーが止まり、
懇親会が開かれるレストランに辿り着いた。
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よしっ、行くぞ~!!!
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片道エンジンしか入っていない特攻隊が、
勢いよく突撃するような気持ちで、
私はレストランの重い扉を明けた。
そこには見知らぬ青年や若い女性たちが、
十数名、ワイワイしながら座っていた。
おおっ、かなりのアウェー感。。。
いや~、これはキついよ。
ここに一人で切り込むのは、
めちゃくちゃ難易度が高すぎでしょ!
でも、行くしかない!
よしっ、切り込むぞ~!!
おりゃ~突撃だぁ~!!!
そう決心した私は、
十数名がワイワイしている円卓に、
エンジン全開で突っ込んでいった。
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あ、こんばんは!初めまして~!
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私の一声に、
十数名のワイワイした会話が止まり、
一斉にこっちを振り向く。
「んっ、誰!??」
みんなそんな顔をして私を見ている。
よし、ここは一発芸でボケるぞ!
そう瞬時に判断した私は、
いろんなギャグを頭で考えながらも、
体は勝手にイスを引き、
ソォ~ッと静かに座っていた。
緊張がMAXに達した私は、
脳と体の行動が一致せず、
ただ、静かに座るだけという、
なかなかのヘタレぶりを発揮した。
この過酷な状況の中で、
唯一、話が出来る大先輩が到着するまで、
このままあと30分も、
一人で戦わなければいけない。
目の前の誰が誰だか分からず、
誰がどんな凄い方なのかも分からず、
なかなかトークの攻めようが無いという、
めちゃくちゃ苦しい状況。。。
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いや~今日は、いい天気ですね~♪
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そんな1ミリも面白くない、
当たり障りの無い平凡なトークだけは、
絶対にしたくはないという、
変なプライドだけは持っていた。
何とか爪痕を残すように、
いろんなトークのバリエーションで、
勇敢に攻めまくる気合いが、
ジワジワと私の脳を熱くしていた。
しかし、
気合いが入った脳とは違い、
肝心の体は何も動かない。。。
気がつけば、
ソォ~ッと静かにイスに座ってから、
約10秒くらいが経過していた。
この重い沈黙の中、
中央のイスに堂々と座っている、
いかにも凄そうなオーラをまとった、
顔がコワい司会者のような方が私にこう言った。
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「はい!自己紹介よろしく~!」
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ひな壇に座って10秒で、
いきなり大物司会者に話を振られる。
これはビッグチャンスだ!!!
ここで決めないと男じゃない。
アドレナリンが全快の私は、
一人、決死の覚悟で立ち上がり、
渾身の自己紹介スピーチを行なった。
ちょっと笑いを取ろうと考え、
どうでもいい片道エンジンの話をした。
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「今日は片道エンジンで来ました!」
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一発かました私のひとボケに、
周囲はちょっとザワザワつき、
静か~に20点くらいの笑いが入り、
結構、スベッていた。
でも、スベッた私の自己紹介に、
大物司会者が上手くイジってくれた。
そのイジりにボケで切り返すと、
少しずつ笑いの量が増えていき、
10往復くらいのボケラリーを行い、
その場の全員が笑顔になっていた。
大物司会者が上手くイジってくれたお陰で、
そこから一気に溶け込む事ができ、
色んな方と自然な流れで会話が盛り上がり、
めちゃくちゃ楽しい雰囲気になっていった。
そして私を誘って頂いた大先輩も、
遅れながら会場に到着し、
松本隆博さんのサプライズ生歌ライブも聴けて、
めちゃくちゃ最高の時間を過ごした。
3時間のパーティーが終了し、
時刻23時は過ぎ、完全燃焼した私は、
ホッとして余裕をかましていた。
が、しかし、、、
パーティー終了後、
私をイジってくれた大物司会者と、
松本隆博さんが一緒に泊まるホテルの部屋で、
“秘密の会合”が開かれる事に、、、。
マジですか~!!!
テンションが上がりまくった私は、
残っている最後の力を振り絞り、
“秘密の会合”でも頑張った。
ビジネスの話を中心に、
世に出回っていない貴重な情報を、
たくさん得る事ができた。
気がつけば朝の5時。。。
“秘密の会合”の熱いトークは、
約6時間にも及んでいた。
朝型、ヘトヘトになりながら、
宿泊先のホテルに戻った私は、、、
スリル満点のジェットコースターに、
長時間ずっと乗り続けたかのように、
興奮が冷めやらぬまま、
結局、その日は全然寝れなかった。
いろんな事があったけど、
最高にエキサイティングした、
素敵な石垣島の夜だった。
誰も知らない場所に飛び込むのは、
かなりの勇気が必要。
だけど、その先には、
“新しい希望”と“大きな感動”が待っている。
行動しないと人生は何も変わりませんが、
勇気を出して一歩踏み出す事で、
人生が大きく変わる事って良くある話です。
今回お話した石垣島の出来事を振り返ると、
本当に一歩踏み出して良かったと心から思えます。
今、この瞬間も「人生の残り時間」は、
カウントダウンタイマーのように減り続けているので、
「悔いの無い人生を過ごしたい!」と改めて思いました。
この素敵な石垣島パーティーで、
みんなで撮影した写真がこちらです。
ちなみに中央で微笑んでいるのが、
ダウンタウンの松ちゃんの実兄である隆博さんです。
そして右下に座っているコワモテの方が、
私をイジってくれた大物司会者なのですが、
Web通販業界で累計売り上げ100億円を稼ぐヤバい人なんです(恐)
そんなヤバイ人が集結した極秘パーティーの最後には、
松本隆博さんの豪華な生歌まで楽しめたので、
私も鳥肌号泣レベルで感動しました。
勇気を出して行動していなかったら、
この感動は一生味わえませんでした・・・。
一歩踏み出すだけで人生が変わる。
たった一晩で人生が変わる。
一生ものの感動が生まれる。
「行動すること」って、マジで素敵ですね!
著者プロフィール
1983年沖縄生まれ、沖縄育ち、沖縄在住。 株式会社NKcreative 代表取締役社長。
パソコン一台だけで“ファンタスティックな革命”を起こし、「週休4日の自由な社長」のライフスタイルを提案する、沖縄のイクメンWebエージェント。
20代前半の頃にTVで放送されていた「マネーの虎」というリアリティ番組にハマり、当時の番組に出演していた数々の社長達の姿に憧れ続け、「いつか自分も社長になりたい!」という強い野心を持つ。
その後、「将来への夢と希望」を失った「低収入」+「残業100時間超え」+「年昇給ほぼ0円」という貧乏サラリーマンの生活を8年間に渡って苦しみ続けた中、パソコン一台だけで実践できる「奇跡のビジネス」と出会う。
「資金・人脈・知識の全てがゼロ」の状態からパソコン一台だけを使った「孤独な挑戦」だったにも関わらず、本業の会社に知られる事なく「副業収入」を着実に増やし続け、チャレンジ開始わずか8ヶ月という短期間で念願だった「脱サラ」+「自分の会社設立」を果たす。
「時間的・資金的・精神的にも大変そうに感じる・・・」という、一般的なイメージのある社長業のスタイルとは大きくかけ離れた個人が無借金で「たった一台のパソコンだけ」で実現できる「週休4日の自由なライフスタイル」を自らの社長信念に掲げる。
その信念の元、日々一台のパソコンだけで収益を安定的に伸ばし続けながら「大好きな家族や友人」と過ごす大切な時間を常に優先する時間とお金に縛られない「新感覚のラフな社長スタイル」を確立。
プライベートでは息子二人の育児にも積極的に参加し、春夏秋冬に行なわれる学校行事に毎回欠かさずに出席しながら、息子二人へのイクメン業にも全力で取り組み中。
資金・人脈・知識の全てがゼロの状態からでもパソコン一台だけを使って「週休4日の自由な社長」というファンタスティックなライフスタイルを実現する新たな個人を世に輩出する為、ブログやメールマガジンを中心にビジネスノウハウを発信中。
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