ミスドの値下げ低迷から学ぶ「ビジネスで生き残る為の極意」
From:中村洸一
(@沖縄の自宅書斎より・・・)
先日、何気なくテレビを見ていたら、
気になるニュースが目に入った。
値下げで低迷中のミスド(ミスタードーナツ)が、
新たにパスタやビザなどを販売開始して、
業績回復を狙っていくというニュース。
ミスドは100円セール等の値下げ連発により、
年々右肩下がりで売上が低迷し続け、
ドーナツ以外の商品の売上部分を、
これまでの7%から15%まで引き上げるとの事。
新たに追加する商品ラインナップの力で、
コンビニやファストフード店の競合に対抗する。
この値下げ低迷中のミスドが発表した戦略に対し、
ネット上では批判の声が出まくっています。
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ミスドもついに終わりか・・・。
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ラーメンを始めるカレー屋と一緒!
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ドーナツ屋がドーナツ頑張らんでどうする?
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グダグダしていてブランド力が無さ過ぎ!
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路線が迷走していて見苦しい!
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客の声に耳を傾けなかった結果じゃない?
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絶対買わん!ドーナツしか魅力がないから!
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ミスドにピザを食べに行く感覚が湧かない。
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などなど・・・。
値下げ低迷中のミスドの新たな戦略に対して、
このような批判の声が多く上がっていますが、、、
今日はこの値下げ低迷中のミスドの戦略に対して、
PC一台で10年以上この世界で生き延びている、
私独自の見解を交えながら、
「ビジネスで生き残る極意」をお伝えします。
あなたがどんなビジネスをやっていたとしても、
ビジネスで生き残る為に「超重要な話」をするので、
是非お役立て頂ければと思います。
そもそもの話として、
ドーナツの王道として君臨していたミスドが、
なぜ、このように売上が低迷したのか?
その最大の要因になっているのが、
コンビニやファストフード店の参入による、
「値下げ競争」の激化です。
値下げ競争が起こる前のドーナツ市場では、
「ドーナツと言えばミスド」という状態で、
このような価格で順調に売れ続けていた訳です。
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【値下げ競争前の売れ筋商品と販売価格】
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■ポン・デ・リング「140円」
■オールドファッション「140円」
■フレンチルーラー「140円」
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しかしながら、、、
コンビニやファストフード店が、
新たなターゲットを狙った売上拡大を目論み、
ドーナツ市場に参入してきました。
その結果、、、
ドーナツ市場で新たな安売りが始まり、
これまでにシェアを獲得していたミスドのユーザーが、
コンビニやファストフード店にも分散しました。
つまり、ミスドが販売していた価格よりも、
価格を安く値下げした100円程のドーナツを、
コンビニやファストフード店が打ち出した訳です。
新たに参入してきた競合ライバルにより、
それまで売れ続けていたミスドのドーナツが、
140円台では売りにくい状況が起こります。
この流れで決断したミスドの新たな対応策として、
大幅に値下げした価格設定を打ち出しました。
↓↓↓↓↓↓↓↓
【値下げ競争に対抗した売れ筋商品の販売価格】
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■ポン・デ・リング「140円→108円」
■オールドファッション「140円→108円」
■フレンチルーラー「140円→108円」
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この値下げ対応の結果、
ミスドの売上はどんどん低迷し続け、
パスタとピザを新たに販売するという、
今回の経営判断に辿り着いた訳ですが、、、
私の個人的な見解としては、
「一消費者の目線」で考えると、
ミスドに求めているのはドーナツです!
これから新たにパスタやピザが追加されても、
すでに他で美味しい店が確立されているので、
わざわざミスドに求める必要もなく、
メインのドーナツだけを求め続けるでしょう。
価値観は人それぞれなので、
好みや感覚的な問題もありますが、
「ミスドのドーナツの味」は、
個人的に他より美味しいと感じています。
例えばコンビニで売っている、
100円のドーナツの味よりも、
私はミスドの方が美味しく感じます。
なので私の消費者的な目線で考えると、
値下げせずにコンビニよりも割高な140円でも、
ミスドのドーナツを買いたいと思いますし、
それだけ出す価値を感じています。
しかしながら、、、
人によっては「味の差」をあまり感じずに、
ミスドのドーナツに140円を出すくらいなら、
100円のコンビニを選ぶ人もいるでしょう。
で、ここからは消費者目線ではなく、
私の「経営者目線」での見解になります。
先程お伝えした私と同じような感覚で、
「ミスドの味」に価値を感じているユーザーが、
きっと日本中に数多く存在すると思います。
そういう価値を感じているユーザーがいるのに、
コンビニやファストフード店が打ち出している、
「値下げ価格」に合わす必要はあるのか?
そりゃ、ミスドが安売りをしてくれたら、
きっと喜ぶ人達が大勢いるでしょう。
でも、「価格の安さ」だけに喜ぶ層は、
企業側にとって「優れた顧客」ではなく、
浮気癖のある不安定な層だと私は思ってます。
つまり、、、
他の競合がさらに値下げを始めたら、
すぐに他に浮気するような層という事。
このような層というのは、
ミスドのドーナツの味やお店の雰囲気ではなく、
「価格の安さだけ」が好きな「浮気層」です。
が、しかし・・・
そんな「浮気層」のユーザーとは違って、
「ドーナツの味」や「お店の雰囲気」などに、
価値を感じている「ファン層」の場合だと、
そう簡単に他に浮気しないと思いませんか?
私はそう感じているからこそ、
価格の安さだけに価値を感じる「浮気層」よりも、
味やお店の雰囲気などに価値を感じてくれている、
「ファン層」に目を向けるべきだと思います。
きれいごと抜きの経営目線で考えると、
他が「値下げ」したら消える「浮気層」なんて、
最優先で大切にすべき客ではありません。
経営者が最も大切にすべき層は、
価格の安さだけで他に浮気をしないような、
「ファン層」のお客さんだと思います。
だからこそ、、、
「ファン層」の事を常に優遇したり、
「ファン層」の事を常に気に掛けて、
価格以外で「ファン層」を喜ばすべきだと思います。
「ファン層だけ」にお得な情報を流したり、
「ファン層だけ」に特別な待遇を行なったり、
「ファン層だけ」が喜ぶような事をする。
これを競合の目には見えない「裏」で、
しっかりと力を注ぎ込んでいくと、
「ファン層」からの信頼口座のレベルが、
間違いなく積み上がっていくでしょう。
そして「ファン層」の信頼口座が積み上がれば、
値下げをしなくても喜んで買ってくれるし、
その満足度から口コミ等が生まれ出して、
新たな「新規ユーザー」も連れてくるでしょう。
この戦略に力を入れていけば、
競合他社の安売り合戦に参入しなくても、
自社の利益を安定させられると思いませんか?
ちなみに私がやってるWebビジネスの世界では、
この戦略を有効的に取り入れる事ができます。
特に私の専門分野である、
「リストマーケティング」を使えば、
「ファン層」からの信頼口座のレベルを、
効率的に高め続ける事が可能です。
例えばユーザーの連絡先となる、
メールアドレスやLINEのIDを獲得する。
この「ユーザーのリスト化」を行なうと、
こちらからいつでも連絡が取れるようになり、
「ファン層」へのアプローチも可能になるので、
いろんな訴求で喜ばす事ができます。
一例をあげると、、、
「浮気層」と「ファン層」の属性を分けて、
「浮気層」には手に入らない「特別な価値」を、
「ファン層」だけに「裏」で提供していく。
その「特別な価値」は色々ありますが、
特別な無料プレゼントだったり、
特別な限定サービスだったりと、、、
例えそれがどんな形であれ、
「ファン層だけが手に入るもの」にします。
これらを「浮気層」の目に見えない「裏」で、
「ファン層」だけに提供していく。
この属性管理に力を注ぎ込むと、
最も大切にすべき「ファン層」の信頼口座を、
効率的に積み上げ続ける事ができます。
その結果、、、
競合他社の値下げ合戦に参入しなくても、
自社の利益を安定させる事ができ、
ブランド力まで育つようになります。
これは見込み客や既存顧客の連絡先を取り、
積極的にコミュニケーションが図れる、
「リストマーケティング」しか出来ない、
唯一無二の「革命的な武器」です。
事実、、、
見込み客や既存顧客の連絡先を取らなければ、
こちらから何のコミュニケーションも図れずに、
「ただ待っているだけの状態」になります。
「浮気層」と「ファン層」が入り交じった、
「全属性」に向けたコミュニケーションで、
「選挙演説」のような訴求しかできません。
(まさに一方通行のような状態です!)
こんな状態でビジネスをやっていると、
「ファン層」の信頼口座を積み上げる事が、
めちゃくちゃ難しくなってしまいます。
その結果、、、
他の競合が値下げ合戦を行なって来ると、
その戦争に参入するしか出来なくなります。
ビジネスという世界は、
平和な場所じゃなく「危険な戦場」です。
競合他社なんて必ず出てくるし、
いつまでも今の状態が続くほど甘い世界でもない。
だからこそ、、、
他の競合ライバルと同じように、
「値下げする!」だけの発想では、
絶対に生き残れなくなる。
それが「ビジネスの戦場」です。
冷静に考えてみてください。
他の競合ライバルと戦う時に、
その他大勢の大多数の頭に浮かぶ思考を!
間違いなくそこに第一に浮かんでくるのは、
「価格を値下げする!」という思考法。
つまり、ライバルが100人いたとして、
その全員がビジネスの戦場で生き残る為に、
「価格を値下げする!」という思考を考える。
そんな価格競争の思考が、
100人全員の頭にパッと思い浮かぶ訳です。
そんな誰でもすぐに思い付く様な発想で、
このビジネスという戦場のステージで、
本当に生き残れると思いますか?
そんな誰でも発想できるような、
「値下げ競争」の戦いではなく、
自分しか出来ない「価値」を打ち出し、
他の競合ライバルと戦場で戦っていく。
この「価値競争」こそが、
ビジネスの戦場で生き残る為に必要な、
唯一無二のポイントになると私は思います。
そんな「価値競争」で「有利」に戦えるのが、
見込み客や既存顧客の連絡先を取り、
積極的にコミュニケーションが図れる、
「リストマーケティング」という武器です。
新たに獲得する見込み客や、
すでに購入してくれた既存客を含めて、
こちらから自由自在に連絡が取れるように、
メールアドレスやLINEのIDを取得する。
そして取得したユーザーに対して、
自由自在なコミュニケーションを図り、
銀行口座の預金残高と同じように、
「ユーザーの信頼口座」を積み上げていく。
正直、たったこれだけでも、
その他大勢のライバルよりも「有利」に戦えるので、
めちゃくちゃ凄い事だと思います。
でも、これだけで安住するんじゃなく、
「浮気層」と「ファン層」の属性を分けて、
「ファン層だけ」は更に優遇しながら、
「特別な価値」を提供していく。
これを「裏」で行なっていく事で、
あなたに「最も大きな利益」をもらたしてくれる、
「ファン層」を確実に増やし続ける事ができます。
正直、ここまでやっていくと、
競合ライバルより有利になるだけでなく、
息の根を止める事だってできるでしょう。
だからこそ、、、
今、どんなビジネスをやっていたとしても、
見込み客や既存顧客の連絡先を取り、
効果的なコミュニケーションを図る為に、
「リストマーケティング」を取り入れる。
このパワフルな威力によって、
今よりも間違いなく収入はアップするし、
競合ライバルの値下げ競争に参入しなくても、
利益を安定させる事ができるようになります。
幸いな事に、、、
私はPC一台でWebビジネスを始めた時に、
「リストマーケティング」を選択して、
この専門分野をとことん極め続けてきました。
「リストマーケティングをマスターする方法」については、
こちらのプレゼントがお役に立てると思いますが、、、
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私がこのビジネスの戦場の中で、
10年以上も生き延びられているのは、
「リストマーケティング」を専門分野にして、
力を注ぎ続けてきたからだと確信しています。
そんな今までの実経験があるからこそ、
ビジネスの戦場で生き残る為に、
どんなビジネスをやっていたとしても、
「リストマーケティング」を取り入れる。
そして誰でもすぐに思い付くような、
「値下げ競争」に参入するのではなく、
「価値」を打ち出していく。
これがビジネスの戦場で生き残れる、
最も効果的で「最強の方法」だと私は思います。
著者プロフィール
1983年沖縄生まれ、沖縄育ち、沖縄在住。 株式会社NKcreative 代表取締役社長。
パソコン一台だけで“ファンタスティックな革命”を起こし、「週休4日の自由な社長」のライフスタイルを提案する、沖縄のイクメンWebエージェント。
20代前半の頃にTVで放送されていた「マネーの虎」というリアリティ番組にハマり、当時の番組に出演していた数々の社長達の姿に憧れ続け、「いつか自分も社長になりたい!」という強い野心を持つ。
その後、「将来への夢と希望」を失った「低収入」+「残業100時間超え」+「年昇給ほぼ0円」という貧乏サラリーマンの生活を8年間に渡って苦しみ続けた中、パソコン一台だけで実践できる「奇跡のビジネス」と出会う。
「資金・人脈・知識の全てがゼロ」の状態からパソコン一台だけを使った「孤独な挑戦」だったにも関わらず、本業の会社に知られる事なく「副業収入」を着実に増やし続け、チャレンジ開始わずか8ヶ月という短期間で念願だった「脱サラ」+「自分の会社設立」を果たす。
「時間的・資金的・精神的にも大変そうに感じる・・・」という、一般的なイメージのある社長業のスタイルとは大きくかけ離れた個人が無借金で「たった一台のパソコンだけ」で実現できる「週休4日の自由なライフスタイル」を自らの社長信念に掲げる。
その信念の元、日々一台のパソコンだけで収益を安定的に伸ばし続けながら「大好きな家族や友人」と過ごす大切な時間を常に優先する時間とお金に縛られない「新感覚のラフな社長スタイル」を確立。
プライベートでは息子二人の育児にも積極的に参加し、春夏秋冬に行なわれる学校行事に毎回欠かさずに出席しながら、息子二人へのイクメン業にも全力で取り組み中。
資金・人脈・知識の全てがゼロの状態からでもパソコン一台だけを使って「週休4日の自由な社長」というファンタスティックなライフスタイルを実現する新たな個人を世に輩出する為、ブログやメールマガジンを中心にビジネスノウハウを発信中。
Amazon1位獲得記念!
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このたびの内容はおおいに考えさせられる物です。
リストビジネス、まさに黄金の顧客名簿ですね。
山城さんへ
リストマーケティングが持つパワフルな威力を、
今回の記事で感じて頂けたようで嬉しく思います。
値下げ競争ではなく価値競争を行なう上で、
他の競合よりも圧倒的有利に戦う事ができますので、
是非頑張って力を注ぎ込んでみてくださいね!
中村洸一