「質の悪い客」を集めないための王道ポイント
From:中村洸一
(@沖縄の自宅の書斎より・・・)
先日の夜に乗った、
沖縄行きの飛行機の中での出来事・・・。
普段はANAマイラーの私ですが、
他社のサービスや接客の違いを知りたいと思い、
いつもとは違った、
格安航空会社の某飛行機に乗ってみた。
一人搭乗し、3つ席の通路側に座っていたら、
窓側に女性の方が乗って来た。
見た目は30代後半、かなり気の弱そうな女性だ。
バイト先などで5分遅刻してきたとしても、
上司にバレなさそうなくらい、
存在感の薄い雰囲気を醸し出している。
まぁ、それは全然良いとして、、、
このまま真ん中の席に誰も来なければ、
左右の肘掛けに神経を使わずに、
快適な空の旅が過ごせるぜ♪
頼む!誰も隣に乗るなよ・・・
そんな私の祈りをぶち壊すかのように、
私の目の前に、
元横綱の朝青龍(あさしょうりゅう)を70%縮小したくらいの、
無愛想で恐そうな兄ちゃんがやって来た。
オーマイガッ・・・!!???
この人が真ん中!??
ボリューム感、どう考えてもおかしくない?
今夜は長旅になるな、、、(泣)
私の隣に座った70%朝青龍は、
なんとも柄の悪そうな感じで、
嫌な予感がプンプンしてる。
そして飛行機が離陸して約15分が経過した時、
早くも事件が巻き起こる。
私たちの後ろの席に、
3人で座っていたファミリーの中にいた赤ん坊が、
突然、ギャ~ギャ~と泣き叫ぶ・・・。
それだけでなく、、、
不運な事に、70%朝青龍が座っている、
真ん中席のリクライニングを、
赤ん坊が後ろからバンバン叩き出す・・・。
ん~これはヤバい感じになってきた!
かなり危険な匂いがプンプンしてる。。。
お母さんが何度もあやすも、
赤ん坊は、なかなか泣き止まない。
鳴き声ギャ~ギャ~!!!
前の席ドンドン!!!
まさか・・・!??
と思っていた次の瞬間、、、
うるせぇ~な!なんか俺に用か?(怒)
隣の70%朝青龍が、
後ろを振り向き、怒鳴り声を発する・・・。
それにしても、最低の切り返しメッセージ。
赤ん坊に対しての切り返しが最低過ぎる・・・。
「このボケ!マジか!??(怒)」
私はそう心の中で思っていたものの、、、
隣をチラ見すると、
今にもカウンターパンチ待ちのように、
70%朝青龍がすぐに暴れ出しそうな予感・・・。
よし!!とりあえず、今は黙っておこう。。。
そんなヘタレぶりを発揮した私は、
何もしないまま、ただただ深呼吸をする。
そうこうしている内に5分くらい経過した。
すると、隣の70%朝青龍が、
すぐに眠りに入った。
ほ~、なんとか怪獣が眠った。
とりあえず、良かった・・・。
が、しかし、、、
すぐさま私は何かの“異変”を感じていた。
というのも、、、
窓側に座っている気の弱そうな女性が、
なんだかソワソワしている。。。
その原因を頭の中でいろいろと想像してみると、
彼女の答えらしき問題が一つだけ思いついた。
私が勝手に考え出した答えとは、
女性がトイレに行きたがっているという問題。
何度か女性の顔を見ても、
ソワソワしている。
これは間違いない・・・。
しかし、女性がトイレに行く為には、
いつ起きるか分からない、
隣の70%朝青龍の前をかいくぐり、
静かにコッソリと行くしか無い。
前の席のリクライニングとの距離を考えても、
スペース的には絶対に無理だ。
例えるならば、、、
今にも崩れ落ちそうなJENGAを、
下の方から一個抜き取る事と一緒。
ひとたび、軽くぶつかったりすると、
すぐに怪獣が目を覚まし、再び悪夢が始まる・・・。
私もトイレが多い人間なので、
彼女のこの苦しく絶望的な気持ちは、
痛いほどによく分かる・・・。
こんな状況の中で、
左手の時計を見てみると、
残酷な事に、、、
沖縄到着まで残り2時間35分もある・・・。
隣の70%朝青龍の睡眠状態と、
気の弱そうな女性のトイレ問題が、
私の頭の中に潜入してきて、
脳の無駄なエネルギーを消費しまくる。。。
そんな中、私は気を紛らわすように、
一冊の本を取り出し、
息をころして静かに読み始めた。
そして、残り2時間35分もある、
“地獄のフライト”が始まっていった・・・(泣)
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と、このように、、、
私はいつも乗る飛行機よりも、
価格が安い飛行機に乗った事で、
“予想外の嫌な出来事”に遭遇してしまいました。
“価格の安さ”を基準に選択した事で、
“嫌な体験”に遭遇する事って、
あなたにも経験ありませんか?
例えば、居酒屋。
■2時間食べ放題コースが、なんと2,480円!
■生ビールが入店1時間は、何杯飲んでも99円!
こんなお店はよくありますが、
その場で支払うお金の金額は、
確かに安く済むかもしれません。
しかし、、、
お店全体がゴチャゴチャしていて、
周りの雑音がBGMよりうるさく、
大切な人との会話が盛り上がらない。
オーダーしたお酒がなかなか出て来ない。
スタッフの女性が隣の客に絡まれて困っている。
目の前に並ぶ料理が全然美味しく無い。
もう少し値段を上げてお店を選んでおけば、
このような体験は無かったかもしれません。
“価格の安さ”を基準に物事を判断してしまうと、
“客の質が悪い”というデメリットがあり、
嫌な体験をするリスクが高まります。
これは居酒屋に限らず、
Webビジネスでも同じ事が言えます。
価格の安さを基準にして、
教材やサービスを選び、
思うような成果が出ない。
そして、その成果が出ない事を、
自分のせいではなく、商品のせいにする。
さらには何かの商品を販売して、
自分の元に新規顧客を集める場合でも、
「価格の安さ」を強く打ち出して集客すると、
結果的に「質の悪い客」がたくさん集まってしまいます。
その結果、全てが負の連鎖になるという事です。
この思考パターンは貧乏人のマインドです。
あなたは「価格の安さ」を基準に、
物事を考えていませんか?
「追伸」
“地獄のフライト”の続きですが、
結局、最後まで70%朝青龍が目覚めず、
窓際の女性も眠っていました。
もしかしたら、トイレの問題は、
私の勝手の思い込みだったかもしれません。。。
著者プロフィール
1983年沖縄生まれ、沖縄育ち、沖縄在住。 株式会社NKcreative 代表取締役社長。
パソコン一台だけで“ファンタスティックな革命”を起こし、「週休4日の自由な社長」のライフスタイルを提案する、沖縄のイクメンWebエージェント。
20代前半の頃にTVで放送されていた「マネーの虎」というリアリティ番組にハマり、当時の番組に出演していた数々の社長達の姿に憧れ続け、「いつか自分も社長になりたい!」という強い野心を持つ。
その後、「将来への夢と希望」を失った「低収入」+「残業100時間超え」+「年昇給ほぼ0円」という貧乏サラリーマンの生活を8年間に渡って苦しみ続けた中、パソコン一台だけで実践できる「奇跡のビジネス」と出会う。
「資金・人脈・知識の全てがゼロ」の状態からパソコン一台だけを使った「孤独な挑戦」だったにも関わらず、本業の会社に知られる事なく「副業収入」を着実に増やし続け、チャレンジ開始わずか8ヶ月という短期間で念願だった「脱サラ」+「自分の会社設立」を果たす。
「時間的・資金的・精神的にも大変そうに感じる・・・」という、一般的なイメージのある社長業のスタイルとは大きくかけ離れた個人が無借金で「たった一台のパソコンだけ」で実現できる「週休4日の自由なライフスタイル」を自らの社長信念に掲げる。
その信念の元、日々一台のパソコンだけで収益を安定的に伸ばし続けながら「大好きな家族や友人」と過ごす大切な時間を常に優先する時間とお金に縛られない「新感覚のラフな社長スタイル」を確立。
プライベートでは息子二人の育児にも積極的に参加し、春夏秋冬に行なわれる学校行事に毎回欠かさずに出席しながら、息子二人へのイクメン業にも全力で取り組み中。
資金・人脈・知識の全てがゼロの状態からでもパソコン一台だけを使って「週休4日の自由な社長」というファンタスティックなライフスタイルを実現する新たな個人を世に輩出する為、ブログやメールマガジンを中心にビジネスノウハウを発信中。
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